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カスタム製造 (Customization)

 カスタム製造は、フタバ企画の主要事業の一つです。一般に、あらゆる装置は適用されるプロジェクトの性格によって、カスタマイズした方がパフォーマンス向上を見込めるケースが多いです。カスタマイズの内容は、お客様のご要望次第で多岐にわたります。温度センサの追加、素子の変更、電圧計測機能の追加、直流計測機能の追加、時計機能の搭載、電波時計対応、PoE対応、SDカード対応、LEDの追加、電磁リレーの追加、DIPスイッチの追加、場所の変更、ポート数の拡張、I2Cインタフェースの形状変更など、実に様々です。フタバ企画では、このようなカスタマイズのご要望に、小ロットから低価格でお応えします。

カスタム製造の例

ArduinoやRaspberry PIに搭載する基板を作りたい

 ユニバーサル基板を使い、ArduinoやRaspberry PIと組み合わせ、動作する装置を作ることはできますが、実ビジネスの現場に投入させるには、信頼性の高いPCB基板に焼き直しする必要があります。また、電波、ノイズ対策、静電気対策、過電圧対策などを考慮に入れた回路・パターン設計により、機器本体の性能や信頼性を向上させることが可能です。フタバ企画はこのような形のご要望にお応えします。ご要望に合わせて、ソフトウェアの設計・実装までも行います。価格は内容次第ですが、回路・パターン設計も含めた初期製造を、単価2万円程度(10台の場合)で請け負います。

M2Mゲートウェイに追加機能を搭載したい

 実際のビジネスアプリケーションでは、M2Mゲートウェイに、交流電流センサやパトランプを直接取り付けられるようにしたいもの。M2Mゲートウェイ自身はRS232C、RS485、DI/DO/ADなどの各種インタフェースを持っているので、原理的には、外付け回路を設けることで交流電流の計測やパトランプのドライブが可能です。しかし、実際の現場では、工事の手間を減らす必要が出てきます。M2Mゲートウェイの内部に、これらの回路を実装してしまえば、電流センサやパトランプを直接接続できるようになります。フタバ企画はこのような形のご要望にお応えします。ご要望に合わせて、ソフトウェアの設計・実装までも行います。価格は内容次第ですが、回路・パターン設計も含めた初期製造を、単価4万円程度(10台の場合)で請け負います。

3G/LTE対応の監視制御装置を作りたい

 3G/LTEによるインターネット回線(月額500円程)は、現場のネットワーク工事の諸問題を解消してくれます。クラウドを中心とするIoT/M2Mシステムにおいては、計測データを、3G/LTEでクラウドに直接上げてしまうことはビジネス展開力の面で重要なことです。フタバ企画では、計測器と3G/LTE機能を統合させたい、というご要望にお応えします。交流、直流、バッテリー制御状態、気象センサ、温湿度センサ、制御システム状態など、様々な装置に3G/LTE機能を統合していきます。ご要望に合わせて、ソフトウェアの設計・実装までも行います。価格は内容次第ですが、回路・パターン設計も含めた初期製造を、単価6万円程度(10台の場合)で請け負います。
太陽光の充放電コントローラと気象観測装置を一体化させた「統合監視装置」の例: 充放電状況と気象観測データを、3G/LTE回線を介して監視サーバにまとめて報告する。